江川の漫画は読んだことないけど・・・

痛いニュース(ノ∀`):【漫画家】 江川達也さん「久米田は批判だけしか能のないクズ」
ソースがないのは少々気になるところだけど、釣りでなければおいおい出てくるようなので問題ないかな。wikipediaのドラえもんに対する“批判”はどうも本当らしいし。
正直、江川達也が風刺というものがわからないほど馬鹿だったとは思ってなかった。
“批判”という言葉は正面から直接けなす意味合いが強く、風刺には笑いで包んで暗示して悟らせる*1意味がある。
そして久米田漫画とドラえもん、どちらも鳥獣戯画の昔から連綿と続く風刺の精神を継いだ漫画である。
特にドラえもんをして「人の欲望を際限なく肥大化させる」とする江川の言動には開いた口がふさがらない。むしろ逆に物質化社会に対するアンチテーゼであり、そのことはのびたが最後には道具に振り回されてしっぺ返しを食らうことの意味を考えれば小中学生でも理解できる。
久米田康治に対する“批判”もドラえもんに対する“批判”も、的を得ていないどころか逆方向を向いており、こんな奴に漫画を語ってほしくないなと思う。

*1:そういう意味では久米田作品は少しばかり直接的すぎるきらいがままあるが、多くの場合けなしているというよりおちょくっているという表現のほうがあっている。